大衆演劇の料金・チケット|値段と買い方は?

観劇に備える

「チケットはいくら?」「どこで買うの?」という疑問にお答えします。この記事では、料金の目安からチケットの買い方、座席予約の方法まで、初めての方に向けて具体的に解説します。

大衆演劇の料金はいくら?

ほとんどの劇場で2,000円台。当日、劇場の窓口で購入できます。
事前予約は不要。「大衆料金で見せる」価格設定が守られています。

1. チケットはどこで買えるの?

大衆演劇のチケットは、一般的なチケット販売サイトでは扱いがありません。当日、劇場の木戸に行って購入します。

※事前購入できるWEBチケットを扱う劇場も徐々に増えています。都内の浅草木馬館(台東区)・篠原演芸場(北区)は、LINEチケットを導入しています。

2. 料金の例

S席・A席・B席など細かな席区分はなく、全席同じ料金か、あるいは1階席・2階席などの区分です。例として、浅草木馬館・篠原演芸場の通常の料金表は下記です。

浅草木馬館

区分料金
入館料(大人)2,100円
入館料(4歳〜小学生)1,100円
座席予約料300円

篠原演芸場

区分料金
入館料(大人)2,100円
入館料(4歳〜小学生)1,100円
座席予約料300円
1階自由席料200円

例1・浅草木馬館で、事前に座席予約をして観劇した場合

入館料(大人)2,100円+座席予約料300円=総額2,400円

例2・篠原演芸場で、座席予約をせずに1階席で観劇した場合

入館料(大人)2,100円+1階自由席料200円=総額2,300円

例3・篠原演芸場で、座席予約をせずに2階席で観劇した場合

入館料(大人)2,100円=総額2,100円

※価格は変更の場合もあります。また、スペシャルゲストが集まる大会などの日は、特別料金になることもあります。下記の公演情報を事前にご確認ください。

浅草木馬館の公演情報
篠原演芸場の公演情報

3. 座席予約はどんなときしたらいい?

もし、観劇を予定している日がイベントに当たる場合は、事前の座席予約がおすすめです。イベントとは、劇団員の誕生日公演、座長襲名何周年などの記念公演、スペシャルゲストを迎えての公演などです。こういった日は、遠方からもファンが来るため、当日席の選択肢が少なくなります。観劇の候補日が決まっていれば、各劇場のSNS・HPで、イベントが入っているかどうかチェックしてみてください。

また、通常公演でも、花道横の席や二階席の最前列などは、人気があり埋まりやすいです。家族・友人同士で並んで観たい場合は、座席予約しておくと、当日余裕を持って劇場に向かえます。
座席予約料は、劇場によって異なりますが、1席あたり300~500円が多いです。

4. 座席予約の方法

多くの劇場では、予約したい日の前月から電話予約が可能です。大衆演劇は月ごとに公演劇団が替わるため、予約も月単位です。劇場によって、電話を受けられる時間帯や予約ルールが異なるので、各劇場のSNS・HPでご確認ください。電話口で「大衆演劇を初めて観る」と言うと、詳しく説明してくれると思います。

浅草木馬館・篠原演芸場の予約方法は、電話予約・LINEチケットです。LINEチケットの価格は、入館料+座席予約料です。下記のページで、予約から観劇までの流れを確認した上で、予約に進めます。

予約から観劇までの流れ

すでに日にちが決まっていて、LINEチケットを購入したい!という方はこちら

浅草木馬館の公演カレンダー(LINEチケット購入ページ)
篠原演芸場の公演カレンダー(LINEチケット購入ページ)

5. 細かい現金があると安心

観劇当日は、千円札など細かい現金があると安心です。木戸・売店での支払い方法が、現金のみという劇場も多いためです。

※劇場のキャッシュレス化は、全国的に少しずつ進んでいます。浅草木馬館・篠原演芸場はキャッシュレス決済が可能です。

また、劇団グッズ・前売り券は、劇団員が商品を持って場内を回るタイミングがあるので、その場で現金を手渡して支払います。観劇記念に一つ買おうかなというとき、手元に細かい現金があると便利です。

6. キャンセルの可・不可

やむを得ず座席予約をキャンセルする場合は、早めに劇場に電話を入れましょう。大衆演劇のマナーとして、連絡なしの座席予約キャンセルはNGです。また、LINEチケットをはじめ、WEBチケットはキャンセルができません。

7. 前売り券って?

前売り券とは、同じ月の公演中のみ使用できるお得なチケットのことです。多くの場合、劇団員が、幕間に場内を回って手売りします。劇場によって、劇場窓口で販売していたり、劇場近くの飲食店で前売り券を扱っていたりすることもあります。その月の公演劇団を観た人に、リピーターになってもらうためのものなので、基本的に一度目の観劇ではなく、二度目以降の観劇での使用が想定されています。
前売り券は、通常の入館料と比べて100~500円ほど安くなります。一度観劇してみて面白かったら、その公演で前売り券を販売していれば、迷わず購入をおすすめします。

料金・日程を確認して、さっそく行ってみよう

この記事を書いた人

川野 お萩

著者

川野 お萩

ライター。大衆演劇の役者・裏方・劇場主など、様々な立場の人を取材。大衆演劇専門誌「かんげき」記者。日本文化大衆演劇協会 脚本研究者。また、新作芝居の脚本を執筆。

篠原 正浩

監修者

篠原 正浩

有限会社篠原演劇企画 代表取締役社長。
1999年に入社し、2021年に3代目として代表取締役に就任するまで浅草木馬館及び篠原演芸場の支配人として劇場運営に従事。
現在は2022年に設立した一般社団法人日本文化大衆演劇協会の代表理事として、大衆演劇による文化継承、地域振興及び海外発信にも取り組む。

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